写真って、ただの飾りじゃないんです。
デザインにおいて「写真」は、単なる装飾ではありません。情報を視覚的に伝え、印象を強く残すための強力なコミュニケーションツールです。
特にホームページやパンフレットのようなデザインでは、写真の選び方や使い方次第で、全体の印象がガラッと変わります。
写真を活かすポイント
目的に合った写真選び
なんとなくキレイな写真ではなくて、「誰に」「どんなことを伝えたいのか」といった目的がハッキリしている写真を選ぶことが大切。たとえば企業サイトなら、信頼感を与えるための人物写真(ポートレート写真)が合いますし、カフェやレストランなら、食べたくなるような料理写真がぴったりです。
余白とのバランス
写真と文字をぎゅうぎゅうに詰めすぎると、見た目もゴチャついてしまいます。写真を引き立てるには「余白」のバランスが欠かせません。伝えたい内容をハッキリさせるためにも、魅力をもっと引き立たせるためにも、余白は大切な要素になっていきます。
色味やトーンを合わせる
写真の色味とデザイン全体の配色がバラバラだと、全体の印象がチグハグになってしまいます。
写真の明るさや色調を少し調整して、デザイン全体とトーンを合わせると、グッとまとまりがよくなります。
写真の構図と切り取り方
写真の構図もまた、伝えたい内容や目的に合わせて工夫すべきポイントです。
・余白を意識した構図
たとえば、あとから文字を乗せたい場所があれば、最初からそこにスペースを残しておくのがコツ。
・視線誘導を意識
人物が見ている方向や、背景にある線の流れで、自然と視線を導けるように工夫するのもテクニックのひとつです。

写真と文字の共存
写真の上に文字を置くとき、読みにくくなってしまうこともありますよね。
写真と文字が互いに邪魔せず共存するには、レイアウトの工夫が求められます。
・文字を置くスペースを確保した写真を選ぶ
・写真に少し透けた色(オーバーレイ)を重ねる
・フォントや色を調整して見やすさをアップする
写真素材の選び方
オリジナル写真
自分で撮影する写真のことです。唯一無二のオリジナリティが出せます。
ブランドの世界観や商品の個性をしっかり伝えたいときは、やっぱり自分たちで撮影した写真が一番。


ストックフォト
買って使える写真素材や無料でダウンロードできるフリー素材のことを指します。
手軽というメリットがある一方で、他とカブってしまう可能性もあります。そのため選ぶ際にはちょっと注意が必要になることも。
【ストックフォトの代表例】
・PIXTA(ピクスタ):日本発のストックフォトサイトで、写真素材が豊富です。
・Adobe Stock:世界的に有名なAdobeが運営。クオリティの高い写真やイラストが揃っています。
利用規約をよく確認しましょう。商用利用可能かどうかも見ておく必要があります。


実例

まとめ
写真をただレイアウトするだけじゃなく、「どう見せたいか」「どう伝えたいか」を考えて活かすことで、デザインの伝わり方が格段に変わります。魅力的なデザインにするには文字と配色、そして写真のバランスが必要不可欠です。
写真とデザインのバランスでお困りの方はぜひ弊社にご相談ください!
写真が生きると、デザインも変わる。

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