AmZ-design(アムズデザイン)

ホームページの作り方(2) 情報整理と構成の決め方

ホームページを作ろうと考えたとき、最初に迷いやすいのが「何を載せればいいのか」という点です。
デザインを整える前に、まず必要なのは 情報の棚卸しと構成づくり。
この準備がしっかりできているほど、ユーザーにとって見やすく、成果につながるホームページになります。

この記事では、ホームページ制作の前段階である 情報整理から構成設計までの考え方 を、デザイン事務所の視点でわかりやすく解説します。

目次

■ なぜ“情報整理”から始めるのか?
■ まずは目的を明確にする
■ 掲載すべき情報を“全部書き出す”
■ ユーザー視点で「重要度」を決める
■ ページ構成をつくる(サイトマップ設計)
■ トップページは“案内板”
■ ページごとの役割を明確にする
■ SEOの視点で意識すべきポイント
■ 情報整理の“落とし穴”と注意点
■ まとめ

なぜ“情報整理”から始めるのか?

「掲載したい情報が多くて、何から載せればいいかわからない」
「とりあえずトップページに全部入れてしまう」
そんな状態でホームページを作ると、どうしても見づらいサイトになってしまいます。

ユーザーは「知りたいことに最短でたどりつきたい」と考えています。
そのためには、
①情報を整理する → ②重要度を決める → ③ページ構成に落とし込む
という順番が必要です。

ホームページは“情報の地図”のようなもの。
どこに何があるのかを分かりやすく設計することが、デザインより先に求められる基礎作業なのです。

まずは目的を明確にする

情報整理の第一歩は、ホームページを作る 目的 を決めること。
・問い合わせを増やしたい
・予約を増やしたい
・サービス内容を詳しく説明したい
・採用応募を増やしたい
・ブランドイメージを伝えたい

目的によって「載せるべき情報の優先度」は大きく変わります。
たとえば問い合わせを増やしたいのに、連絡先がわかりにくいホームページでは効果が出ません。

逆に目的が明確だと、どんな情報を前面に出すべきかが自然と見えてきます。

掲載すべき情報を“全部書き出す”

次にやるべきは、ホームページに載せたい情報を とにかく全部、書き出すこと。
この段階では細かい文章は必要ありません。思いつくまま箇条書きで構いません。

例として、一般的な企業サイトでよく出る情報は以下のようなものです。

会社概要サービス内容料金実績・事例
よくある質問代表挨拶アクセススタッフ紹介
ブログ・新着情報問い合わせフォームコンセプト・理念利用方法・手順

これらを一度“全部出す”ことで、後から 取捨選択やグルーピングがしやすくなります。

ユーザー視点で「重要度」を決める

⋙必須(最重要)
・これがないとユーザーが困る
・サービスを利用する判断材料になる
・問い合わせ・申し込みに必須
例)サービス内容、料金、アクセス、問い合わせ情報

≫あった方が良い(中位)
・信頼感につながる
・事業内容を補強する
・競合との差別化につながる
例)実績、スタッフ紹介、FAQ、理念

>あると嬉しい(補足)
・読む人にとってプラス要素
・ブランディングに役立つ
例)ブログ、コラム、制作の裏側、写真ギャラリー

このように分類することで、ホームページの中心となる部分がはっきりします。

ページ構成をつくる(サイトマップ設計)

重要度が決まったら、それを ページ構成(サイトマップ) に落とし込みます。
例として一般的な構成は以下のようになります。

1. トップページ
2. サービス紹介
3. 料金
4. 実績・事例
5. よくある質問
6. 会社概要
7. アクセス
8. ブログ・新着情報
9. お問い合わせ
 

ただし、これはあくまで“基本形”。目的によって構成は変わります。

例)採用を強化したい場合
→「採用情報」「スタッフインタビュー」「働き方紹介」などのページを追加

例)専門スキルや技術をアピールしたい場合
→「技術紹介」「設備紹介」「制作プロセス」などを追加

ユーザーが迷わず必要情報に辿りつけるよう、ページ構成は シンプルで整理された形 が理想です。

トップページは“案内板”

トップページでやりがちな失敗に
「すべてを載せようとして、逆に見づらくなる」というものがあります。

トップページは 全部を説明する場所ではなく、案内板として機能させる場所 です。

トップページでは以下の役割を意識すると効果的です。
・事業内容の要点だけをわかりやすく掲載
・見てほしい主要ページへ導線を配置
・何をしている会社なのかを一瞬で理解できるようにする
・写真やキャッチコピーで印象を整える

特にファーストビュー(最初に見える領域)は、“3秒で伝わる情報” を意識すると成果が高まります。

ページごとの役割を明確にする

構成を作ったら、各ページがどんな役割を持つのか決めていきます。

例)「サービス紹介」ページ
・どんなサービスを提供しているか
・どんな人に向いているか
・他社との違い
・メリット・ベネフィット
・利用までの流れ
・料金との紐づけ
など、ユーザーが「ここにお願いしよう」と判断できる情報を盛り込みます。

役割を明確にすることで、文章量や写真の必要数も自然と決まり、制作作業もスムーズになります。

SEOの視点で意識すべきポイント

  • ユーザーの検索意図に合うページを作る
    例)「料金が知りたい」→料金ページをしっかり作る
    例)「事例が見たい」→施工実績・制作実績ページを充実させる
     
  • 1ページ1テーマにする
    「情報を詰め込みすぎるとSEO評価が分散する」ため、ページごとにテーマを絞ることが重要です。
     
  • テキスト量を十分に確保する
    文字が極端に少ないページは評価されにくく、ユーザーにも伝わりません。
    構成段階で「どれくらい説明が必要か」を想定しておくと良いです。

情報整理の“落とし穴”と注意点

  • 伝えたいことが多すぎて、優先順位がつかない
    →ユーザー視点で「必要/不要」を判断することが大切。
     
  • 専門用語が多すぎる
    →ユーザーに伝わる言葉で書くこと。
     
  • 写真が足りず、内容が伝わらない
    →文章と写真はセットで考える。
     
  • 問い合わせ導線が弱い
    →ボタンを増やす、見える位置に置くなど改善が必要。

ホームページ 制作実績

まとめ

ホームページは、見た目よりも 情報整理と構成作りが勝負 です。

ここを丁寧に行うことで、
「見やすさ」「わかりやすさ」「伝わりやすさ」「SEO効果」「コンバージョン率(問い合わせ率)」
などが向上します。

デザイン事務所としては、情報整理の段階から相談していただくことで、
より効果的で成果につながるホームページの制作が可能になります。

「何を載せればいいのかわからない」
「どんな構成がベストなのか迷っている」

そんな場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒に最適な情報設計を行い、目的を達成するホームページを形にしていきましょう。

 

構成は戦略。デザインはその先にある。

 

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