― お店の名前じゃなくて、色や形で覚えてもらう! ―
お店や企業のロゴを見ると、多くの人は“名前”より先に 色や形の印象 が頭に浮かびます。
たとえばスターバックスの緑、コカ・コーラの赤、NIKE のマークなど。
文字が読めなくても「どこのブランドか」を瞬時に判断できるのは、ロゴが“記号として記憶される仕組み”をうまく活かしているからです。
ロゴデザインは、単なる見た目づくりではありません。
「何を大切にしているお店なのか」「どんな体験を提供したいのか」
その“信念”を手軽に伝えるための、ブランド価値の一つです。
名前よりも“視覚”が先に残る理由
ロゴデザインの世界では、言語よりも視覚が優先されることはよく知られています。
心理学では「視覚情報は文字情報の6万倍早く処理される」ともいわれ、最初に記憶に残るのは圧倒的に 色・形・シルエット です。
色は「感情」に届く
色は人の情緒や印象に強く働きかけます。
・赤:情熱、活気、スピード
・青:信頼、誠実、清潔感
・緑:自然、安心、調和
・黒:洗練、高級感、強さ
・黄色:陽気さ、親しみ、注意喚起
たとえば飲食店で“安心・自然派”を打ち出したいなら緑系、テクノロジー企業なら信頼を表す青系を使うなど、色の心理効果はロゴ戦略と直結します。
形は「性格」を伝える
形状にもメッセージがあります。
・丸い形:親しみ、柔らかさ、包容力
・三角形:挑戦、先進性、スピード感
・四角形:安定、真面目、堅実
・波形・曲線:しなやかさ、やさしさ
・直線・シャープな線:プロフェッショナル、キレ、緊張感
形によって「この店はどんなスタンスなのか」が瞬時に伝わるため、業種やブランドの方向性に合わせた“性格付け”が必要です。

ロゴは“認知のショートカット”
街中を歩いていて、知らないお店のロゴを見て
「なんか入りやすそう」「高そう」「おしゃれそう」と感じた経験はありませんか?
これは、ロゴの色や形がブランドの第一印象をつくり、
認知のショートカット(早い理解) を発動させている状態です。
▶ 「名前を覚えられない」前提で作る
多くの店舗や会社は、ロゴを見る人の9割が“名前を覚えてくれない”前提で考えなくてはなりません。
だからこそ、色や形・シルエットの印象で「なんとなく覚えてもらう」ことが最重要になります。
良いロゴは、数秒の接触でも記憶の引き出しにスッと入り込みます。
ひと言でいうと、「視覚で一撃のインパクトを与える戦略」がロゴデザインです。

“あのロゴ見たことある”を生む3つの設計ポイント
① シルエットの強さ
距離が遠くても、逆光でも、モノクロでも認識できるか。
・小さくしても潰れない
・1色でも成立する
・輪郭だけで何となくわかる
これは非常に重要で、Apple・NIKE・マクドナルドなど世界的ロゴはすべてシルエットが強いです。

② 色の一貫性(ブランドカラー)
色を変えないこともブランド戦略の一部。
SNSアイコン、看板、名刺、Webサイト…すべてが “同じ色の家族” で揃っていると、人は自然に覚えます。
・1~2色に絞る
・色コード(RGB・CMYK)を統一
・印刷・Webでも同じ色味を担保
こうした「色のブレをなくすこと」が、記憶の定着に大きく貢献します。
③ 意味より“印象”を優先する
ロゴ制作でよくある落とし穴が「意味を詰め込みすぎる」 問題。
「イニシャルを入れて、シンボルも入れて、店名の由来も入れて…」
と情報が過多になると、シルエットが弱く、印象がぼやけてしまいます。
ロゴはストーリーの全部を語る必要はありません。
大切なのは、一瞬で伝わる“感覚的な印象”であり、意味はあとから伝えていけば十分です。

店舗こそ「ロゴの印象設計」は最重要
特に 店舗ビジネス はロゴの影響力が非常に大きいです。
・看板で“入りやすさ”が決まる
・SNSアイコンが最初の判断材料になる
・口コミで写真が共有される
・店舗の世界観を一瞬で伝えられる
つまり、ロゴが強い店舗は 発見されやすく、思い出されやすい のです。
「名前を覚えてもらえない」ではなく
“ロゴの印象で覚えてもらう”設計に変えることが集客に直結します。

Yさん
この記事で名前が出た「マクドナルド」や「NIKE」も
すぐにお店のロゴが頭に浮かぶと思います!
実績紹介

まとめ
覚えてもらうロゴは「単純で強い」
・色や形が記憶に残る
・ロゴは“記号としての強さ”が重要
・シルエットの良し悪しが認知を左右する
・ブランドカラーは統一して運用すべき
・意味より「印象」を優先したほうが覚えられる
ロゴは“お店の第一印象”をつくり、ファンの記憶に残り続ける重要な資産です。
名前よりも先に届く「色と形」の力を最大限に活かし、
“見ただけで思い出すロゴ” を目指して設計してみてください。
一太刀で、心に刻め。

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