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デザインに迷ったときは…

デザインをしていると、必ずと言っていいほど直面するのが「迷い」です。
配色はこれでいいのか、フォントは合っているのか、レイアウトは読みやすいのか……。
プロのデザイナーであっても、制作の過程で「これで正しいのだろうか」と立ち止まる瞬間があります。

本記事では、デザインに迷ったときに役立つ考え方や進め方を、初心者から経験者まで参考にできるように解説していきます。

目次

■ デザインに迷うのはなぜ?
■ 迷いを解くための視点
■ 進め方の工夫
 ・具体的なアプローチ
■ 避けたい落とし穴(注意点)
■ まとめ

デザインに迷うのはなぜ?

情報が多すぎる
現代はインターネットやSNSで膨大なデザイン事例が手に入ります。その結果、数多くの選択肢に囲まれ、「どれを選べば正しいのか」と判断が難しくなるのです。

目的を見失っている
本来デザインとは「誰に」「何を」「どう伝えるか」を形にする作業ですが、作業を進めるうちにトレンドや装飾を優先してしまい、肝心の目的がぼやけてしまうことがあります。

主観と客観のギャップ
制作者自身は良いと思っていても、見る人には伝わらないことがあります。デザインは「伝える」ためのものなので、このズレが迷いを生むのです。

迷いを解くための視点

迷ったときは、原点に立ち返ることが効果的です。

まず意識したいのは、目的を明確にすることです。
ターゲットは誰なのか、伝えたいメッセージは何なのか、どんな行動を起こしてほしいのか。この3点を紙に書き出すだけで方向性が見えてきます。

次に有効なのは、制約を設けることです。
選択肢が多すぎると迷いが深まります。「色は3色まで」「フォントは2種類まで」など、あえてルールを決めることで判断がしやすくなります。

さらに、デザインの基本原則を思い出すのも助けになります。

デザインの基本原則
近接:関連する要素は近くに配置する
整列:要素を揃えて秩序を生む
反復:同じスタイルを繰り返して統一感を出す
対比:強調したい部分を目立たせる

進め方の工夫

迷いから抜け出すには、実際の進め方にも工夫が必要です。

一つ目は、他者の視点を取り入れることです。
自分だけで悩んでいると堂々巡りになりがちですが、同僚やクライアントに見てもらうと、新しい気づきが得られます。「この色は目立ちすぎる」「文字が小さくて読みにくい」といった意見は改善のヒントになります。

二つ目は、時間を置くことです。
完成直後は判断が鈍りやすいため、数時間後や翌日に見直すと客観的な判断ができます。時間を味方にすることで、冷静な目を取り戻せます。

具体的なアプローチ

配色に迷ったとき
・ベースカラー(全体の60%)
・メインカラー(強調する30%)
・アクセントカラー(引き締める10%)
この60:30:10」の黄金比率を基準にすると、まとまりやすくなります。

フォントに迷ったとき
・見出し:太字・読みやすいゴシック体
・本文:可読性の高い明朝体やサンセリフ体
・強調部分:異なるウェイトやカラーで差をつける

レイアウトに迷ったとき
グリッドシステムを導入することで、要素が整理され読みやすくなります。

グリッドシステム

デザインのレイアウトを整理するための見えない枠組み(ガイドライン)のこと。
雑誌、ポスター、Webサイトなどあらゆるデザインで使われていて、情報をきれいに配置し、視覚的に整った印象を与えるために欠かせない仕組みです。

避けたい落とし穴(注意点)

迷っているときほど注意すべきこともあります。

まず避けたいのは、トレンドを追いすぎることです。最新の流行を取り入れるのは悪くありませんが、それだけで判断すると一過性のデザインになり、すぐに古びてしまいます。

次に、装飾過多。見栄えを良くしようと色や要素を増やすと、情報が散漫になり、結局何も伝わらなくなります。

最後は独りよがりのデザインです。これは本当に注意が必要です。
「自分が好きだから」という理由だけで進めると、ターゲットに響かない可能性があります。デザインは自己表現ではなく、相手に伝えるためのものだという視点を忘れないようにしましょう。

まとめ

デザインに迷うのは、より良いものを生み出そうとする自然なプロセスです。迷ったときには、目的に立ち返り、基本原則をチェックし、第三者の意見や時間の力を借りましょう。
迷いは「成長の余地がある」という証拠です。試行錯誤を繰り返すことで、必ず完成度は高まります。

デザインの正解はひとつではありません。
大切なのは、見る人にしっかりと「伝わる」ことです。

迷いを恐れず、その過程さえも楽しみながらデザインに向き合ってみてください。

 

立ち止まる勇気が、表現を磨く。

 

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